危うすぎる・・・
『文学少女見習いの卒業』で
あいかわらず、危ない人たちの話。
どうして、この子たちは
話をややこしくしてしまうんだろう・・・。
たぶん 死ぬ程のことは人生にないんだよ。
なぜそんなに死や不幸に惹かれるんだ。
死に憧れることは悪いことじゃないと思うけど
思うこととやることの間には、深くて暗い河があるんだから。
成長物語にしては
人が死にすぎるよね。
そして、心葉くんは
これからも危うい人をひきつける磁石のような人生を・・・。
たぶん、中高生のときだと
こんな危ういものに惹かれていたのだろうな。
今はもうちょっと冷静に読めるけど。
いろいろ思うところのあるシリーズでした。
まだ、挿話集2と3読んでないけれども・・・。
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/08/30
- メディア: 文庫
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