危うすぎる・・・

文学少女見習いの卒業』で
あいかわらず、危ない人たちの話。
どうして、この子たちは
話をややこしくしてしまうんだろう・・・。


たぶん 死ぬ程のことは人生にないんだよ。
なぜそんなに死や不幸に惹かれるんだ。
死に憧れることは悪いことじゃないと思うけど
思うこととやることの間には、深くて暗い河があるんだから。


成長物語にしては
人が死にすぎるよね。
そして、心葉くんは
これからも危うい人をひきつける磁石のような人生を・・・。


たぶん、中高生のときだと
こんな危ういものに惹かれていたのだろうな。
今はもうちょっと冷静に読めるけど。
いろいろ思うところのあるシリーズでした。
   まだ、挿話集2と3読んでないけれども・・・。

“文学少女”見習いの、卒業。 (ファミ通文庫)

“文学少女”見習いの、卒業。 (ファミ通文庫)