遠足はうちに帰るまでが遠足。では、読書は・・・

歳をとると堪え性がなくなるのか、最後まで読まなくなる本が増える。
昔は、どんなに難解だろうがつまらなかろうが、意地になって読んだのに。
学生時代から30代前半までで 途中であきらめたのは
高橋和巳「非の器」だけだったのに、
今じゃ結構ある。
長いからってわけでもなくて、
(長いのはまだ大丈夫。「陋巷に在り」とかだったら、続けて読める自信がある。・・・かな?
つまらないからってわけでもなく
(「亡国のイージス」実は途中まで。「ローレライ」はOKだったのに)
なんでだろう。

今、どうも読み進められないのが  
鴻上尚史「僕たちの好きだった革命」
何か読めない。
文体かなあ。
主人公のチグハグさが辛いのかなあ。
ここを乗り越えれば、辛さが解消されて面白くなるのかしら。
などと、考えるのだけれど、どうも読む気にならない。
   どうしようかな。

陋巷に在り〈8〉冥の巻 (新潮文庫)

陋巷に在り〈8〉冥の巻 (新潮文庫)