主人公はいつも変
ゆうべ 文弥人形を観た
ひらかな盛衰記 源太勘当の場
文弥とか文楽とか説教節のストーリーをみてて
いつも思うのだけど
現代人の感覚(もしかして当時の人も)からすると
「こいつら変」っていう登場人物の言動を納得させて感動させなきゃならないから
演じ手は大変だよね。
梶原源太にしても、
「お前の刀で(お前の)首を落とせば、おれが殺したことにならない。
それは自業自得」
とか、訳のわかんないこといいだすし、
これからおふくろさまの期待をどんどん裏切っていくし、
「千鳥、おまえはついていくな。」
と、思ったけど
今回は太夫の語りのせいか、ただのでしゃばり女になってしまって
かわいらしさが見えなかったから
まあいいか、とか思ってしまうし。
ほんと演じ手は大変。
で、文弥じゃないけど文楽の世界を書いた本を一冊。
ああ、内子座いきてー。
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 双葉社
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